- 佐藤 寿子
「コロナ禍2年目、採用活動に異変 増える「ガクチカ」なき就活生」から考える自己PR、企業としての在り方について。
梅雨入りがそろそろでしょうか。
今年は、少し季節の進みが早いですね。

日々、散歩をしていると花々が季節の訪れを教えてくれて、
もう紫陽花が美しいシーズンになっています。
二十四節気ですと、もう暦は「立夏」。
↑詳細はこちらを確認してみてくださいね。
今日は、ヤフーニュースで見たこの記事から少し考えてみたいと思います。
コロナ禍2年目、採用活動に異変 増える「ガクチカ」なき就活生【けいざい百景】
https://news.yahoo.co.jp/articles/f76d615ca6ad6cc903f50ca5d02f7329fb405f54
要約をすると、
新型コロナウィルスの中での就職活動。大学ではオンライン授業、
活動の制限が余儀なくされている中で、スタートした就職活動。
今までだとできてきたアルバイトやサークル活動、留学などの経験が難しく、
「学生時代に力を入れたこと」(「ガクチカ」)を書くことが大変だという。
また、企業にとってもこのテーマで判断していた部分もあるので、
難しくなると懸念している。
また、企業での採用活動において、オンライン説明会が一般的になるにつれて、
ミスマッチに繋がりやすくなっており、一部では新卒一括採用の見直しが進んでいる。
確かに学生、企業ともにアクティブな活動を取り組みにくい状況はありましたし、
今後も制限が少なくないかと思います。
「その中でどうするか?」
「ピンチはチャンス!」
と捉え直して、行動していくしかないかと思います!
「ガクチカ」に関して。
具体的には、履歴書や自己紹介書には
❋学業以外の取り組みについて(部活・サークルまたはアルバイトなど)
❋学業以外で力を注いだ事柄(サークル・アルバイト・文化活動など)
❋学業以外の取り組み(部活・サークルなど)
と書かれているかと思います。
大学での学びを書けない部分かと想像しますが、
場合によっては書いてもいいと思いますし、
オンラインでも取り組める文化活動や留学、横断的なインカレ的なサークルもあります。
好きなことを突き詰めてもいいと思いますし、熱中できるものに
夢中になるのも学生の特権ではないでしょうか?
今だと、プログラミングなどを自習して身に付けている方もいますね。
イラストやデザインもYouTubeなどで学べますし、
HP制作も簡単に作れるようになってきています。やり方は無限にあります!
限られた状況の中でも、
いかにご自分の生活を充実させようとしているか前向きな姿勢が
非常に大切なのではないでしょうか?
今までできていたことができないと嘆くことも時には必要です。
ただ、それで今後がプラスに繋がるでしょうか?
少しずつでもできることを考えていきませんか?
1人で難しいのであれば、一緒に考えていきましょう!
企業と学生の方のミスマッチに関しては、
対面じゃないと測れないことも多く、ご苦労が多いと感じます。
私自身、このコロナ禍の2年を振り返ってみると、
「言語化し、共有する大切さ」が重要だと痛感しています。
学生の方に伝わるキャッチフレーズや説明、
ミッション、ビジョンなどの企業としてありたい姿など伝わっていますか?
業界特有の専門用語ばかりになっていませんか?
また、このような状況下ですので、
心理的安全性に対して、どれくらい企業としてサポートしているのかなども
気になっているポイントだとも感じます。
「大丈夫」と言われても、どう問題ないのか分からないことも少なくないです。
インターンを増やしている企業もあるようですので、接触する機会を
増やしていき、共通言語を増やして、相互理解を深める努力も必要かもしれませんね。
これまでの方法ややり方を見直せるチャンスでもありますので、
ポジティブなアクションに繋がりますよう願っています。