• 佐藤 寿子

どん詰まり感を感じたら、点検!乗り越えられる術を「4つのS」から身に付ける。

答えが見えにくいことに向き合うと、

どん詰まり感を感じてどうしていいか分からないことありますよね…

それが、これからどう生きようととした漠然としたものであったり、

細かい話だと、退職後の生き方をどうするか、フリーランスになるか否か、

転職をするか否か、結婚をするか否か…等々。


これら漠然とした悩みは、闇のような雰囲気を纏っているような雰囲気です。朝、太陽が上がる前に少し寒くなるような感覚です。


全米キャリア開発協会会長だったナンシー・シュロスバーグは、「人生はさまざまな転換(転機)の連続からなっており、それを乗り越える努力と工夫を通してキャリアは形成され、開発される」(宮城真理子著・「キャリアカウンセリング」)

と言われています。


転機には、「イベント」と「ノンイベント」があります。

①予測していたことが実際に起きる“イベント” 

②予期していたことが起きない“ノンイベント”    

③その結果として起きる人生や役割の変化

になります。


転機というと、特別なイメージがありますが、

この3点で捉えると日常に転がっている印象ですね。


また、転機は、次の4つのうち1つまたは2つ以上の変化を伴うこととも言われています。

①人生の役割がなくなったり変化したりする。           

②大事な人との関係(人間関係)が強まったり、弱まったりする。 

③日常生活において物事をいつ、どのように行うかが変化する。

④自分に対する見方が変化する。 と言われています。


シュロスバーグは、このような時に「4つのS」で考えられると言っています。

「転機は突然訪れる避けられないもの。どんな転機でも見定め、点検し、

受け止めることでかならず乗り越えられる。4つのSがあなたの転機を導いてくれる」と。


この4つのSとは、身の回りにある資源のことを指します。

点検ポイントとして4つあるということです。


Situation:状況の点検

-「どんな問題?いつから?どれくらい?いつまでに何を決めないといけないか?」

原因、引き金、タイミング、これまで経験したことがあるか、

ストレスの程度、前向きにとらえられるか、後ろ向きかなど。


Self:自分の点検

-「基本スペック、仕事をする上での性格や価値観は?得意なことは?」。

楽観主義者か、何かが起きた時に自分自身を勇気づけることができるか、

自分の努力によって結果を左右できるという信念を持っているかなど。


Support:支援の点検

-「誰かに相談したか?相談すべき資源はある?気づいていない資源はある?」。

この転機を乗り越えるためにキーパーソンとなる家族や友人、団体などから

好意、肯定、助力を得られているか。サポート資源はあるかなど。


Strategies:戦略の点検

-「これまでどのように対処してきたか?これまで同様の転機を乗り越えてきたか?」。

戦略の有無や認知・意味を変える力、ストレス解消をする方法など。


何事も手短に始められるほうが楽だと思います。

太字の部分の問いに対して書くだけでも分析できるかもしれません。

この4つの観点から今の自分の状況を見つめてみるだけでも客観視しやすくなると思います。

詳しくは、シュロスバーグの「選職社会」転機を活かせ―自己分析手法と転機成功事例33」を読むのもお勧めです。転機の乗り越え方も具体的に書かれています。(失業した方のケースなど様々あります)


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