- 佐藤 寿子
強制されない「学び」、好奇心を持ち続けること。
突然で恐縮ですが…皆さん、「勉強」、「学び」と聞くと、何を感じますか?
苦痛、夏休みの宿題、面倒…ネガティブなイメージも多いですが、
それは強制された学びだからではないでしょうか?
私もそうでした。特に小さい頃は、
他の子より発達が少し遅く、怒られて勉強をしていた記憶があります。そのせいか、今でも算数が嫌いです。意味が分からないことについて、怒られるのは本当に理不尽です…
知人で、すごく勉強ができる子がいて、小さい頃にどんな学びをしていたのか聞いたことがあります。兄弟が勉強していたので、自然とそういった姿勢を身に付けたと。環境が与える影響は大きいなとしみじみ感じたことでした。
さて、前置きが長かったのですが…
強制されない「学び」について今日は、少し。実体験からのお題です。
強制されない「学び」には、好奇心が鍵かなと思っています。
友人からは、「よく勉強しているね」と言われるのですが、確かに社会人になってからの方が深めているような気がします。
実際、キャリアチェンジができたのも、そのお陰です。
今も毎日の習慣として、学びを続けています。そして、読書も楽しいから続けています。図書館で借りた「忘却の整理学」を読み返していて、学ぶ上でのコツや忘却の真の価値を様々な角度から掘り下げられていて面白いです。余談ですけど…
さて、大学時代から好きな学びを始めた私ですが、社会人になってから様々なことを知る機会を得ました。最初は、ファーストキャリアに近い内容、インテリアに関する知識を深めたい思いで学びを。その後広報になってからは、違う視点を持ちたい思いでアートスクールに通ったり。その他、英語やハーブ、大学院の聴講生など。
修了したものもあれば、多忙で挫折したものもあります…何でも取り組むことで、知ることもあるかなと思うので、ドンマイです。
これらを通じて、一緒に学んだ仲間との出会いや視野が広がったこと、
得た知識を仕事に生かせたことなどメリットがありました。
ただ、何よりやっていて「楽しい」「好奇心が高まる」ことが続けられる
モチベーションの源泉だったのかなと思っています。
モチベーションって、よく耳にするかと思いますが、
内発的要因と外発的要因に分けられることを知っていますか?
サクッとお伝えすると、
モチベーションが自分の好奇心や、探究心などに紐づいている(内発的要因)か、
外部的な要因(他者からの賞賛や報酬、罰則など)に紐づいているかということです。
ということを考えると、私のモチベーションは内発的要因につながっていたんですね。
他者に褒められることがを1番にしていたら、こんなに色んなジャンルの学びを続けられないような気もします。
あくまで、評価軸は自分。「自分がどうしたいか」なのでしょうね。ワクワクが持てるかどうか。
そう思うと、少しでも興味を持てるものは“えいっ”とやってみてもいいチャンスかもしれませんね。外にアクティブになかなか出てれない時期ですし…
幼い頃に興味のあったことや、今までしたくてできなかったことなど色々あるかと思います。今だとYouTubeやブログで教えてくれるその道のエキスパートもたくさんいます。
本当にいい時代になったなと思います~
私は働いている中で足りない部分に気づき、「この学びを深めたいな」と思って、
何かを始めることも多いのですが、こういったスタートでもいいかもしれません。
自分に自信をつけるという部分では、資格を取ることを目指して始める勉強もお勧めです。
ただ、取るだけを目標になると、モチベーションが続かなかったり、資格ジプシーになるかも。取得後どう生かすかがポイントかなとも思うので、予算と時間確保のバランスと考えることも大切ですね。
「できるところから、やっていく」「できない自分を責めない」「方向転換もあり」くらいな感じで続けると長続きできると思います。
やろうと思った気持ちが尊いですしね。
以前、友人より「これまでの歩みは全て加点」と言われたことがした。そう思うと、これま
でを卑下することもなく、何でもやってみていいかなと思えました。
ちなみに「やらない」ことも大切な選択です。逆意見ですが…
やらない時もあるし、やりたい!と思える時も来ます。
大丈夫!自分を信じていきましょう。
